セルフ人体実験録

言うほど実験ではない

脛の痛み3分クッキング

症状:朝からつま先をあげると脛の真ん中あたりの一点が痛い。歩行するだけでも痛み、庇って歩いても痛む。引きずって歩けば痛くない。要するに1ミリもつま先を上げたくない状態。

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このへん。つま先を上げる筋肉、前脛骨筋だ。

心当たり:昨日慣れない6cmヒールの初めて履く靴を履いてめちゃくちゃうろうろ歩き回った。一万歩以上。靴擦れができなかったので行けると思った(バカ)

方法:患部に鍼を刺す。

結果:刺しても手応えなし。しかも治らなかった。

 

え!? 治らないの!? と思って脚をペタペタ触る。すると、前脛骨筋ではなく、ふくらはぎの外側の横面、長腓骨筋とヒラメ筋のあいだ二箇所に硬くなっている場所が触れた。これだ。

刺鍼してみると、あきらかな手応え。異常がある場所に鍼を刺すと、普通に刺すのとは違う手応えを感じることが多い。また、響きもはっきりと出た。鍼を刺したときの「ズーン」という鈍い痛みのような感覚を響きと呼ぶ。先程患部を刺したときとは全く違う手応えだ。

鍼を抜き、足首を動かしてみると、かなり痛みは軽減していた。また、歩いてみると痛くなくなっていた。まだ大袈裟に動かすと痛んでしまうようだが、普通に歩く範囲での足首の可動域は確保できたようだ。

今回は痛みの出方が一点にはっきり出ておりピンポイントだったため、そのポイントを抑えれば簡単に治せるだろうと踏んだのだが、そうはいかなかった。やはりしっかり身体を観察しなければならないなーと気を引き締めた。

あとヒーラーって強いな……と思った。多少の状態異常やダメージなら自分で治して動き続けられるの強すぎませんか?